習い事をやめたいと言い出した
娘は4才からスイミングを習っています。
ぜんそく持ちなので、体力をつけるのが目的でした。プールのおかげか、小学2年生からは風邪もひかず、咳もせず、薬も全く飲まなくなりました。
クロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライ、自由型50メートルは合格しています。
さすがにバタフライからは、そう簡単に合格はしませんでしたが、何度か挑戦して受かると、やはり嬉しそうでした。
昨年から卓球を習い始めたので、正直スイミングのやめ時かなあと私は考えていました。娘にも今後どうするか聞いてみました。
すると本人があと1級合格してから!と言い出したのです。
目標をクリアしないとやめられないと言うのです。
なかなかカッコいい事を言います。それなら頑張ってみな、と好きにさせる事にしました。
今回の昇級テストは難しいようです。クロール50メートル+自由50メートルのタイムで合格が決まります。
「無理だと思う。」
テストの朝、娘は小さな声でつぶやいてプールバッグを持って行きました。
夕方。
送迎バスから降りた娘は、作り笑いでした。私と目があった途端に、
「やめる。やめる。続けてもしかたないもん。もうやーめた。」
と言いながら足早に帰ります。
荷物を部屋に置くなり布団に潜り込んでしまいました。
私は布団の凸凹をなでながら聞いてみました。
「難しかった?」
凸凹が震えて、ヒックヒックのすすり泣きが聞こえてきます。
「速く泳げなくて悔しかった?」
うわーーーん。号泣。
バスでの帰り、友達の手前、きっと強がっていたんでしょうね。
さて、どうする。
もうやめていいよ。なのか、あと一つ合格するまでやめないと言ってたじゃないか、なのか。私も悩みます。
基本的には一年以上続けた習い事は、自分でやめたい時にやめてよし、が私のルールです。
だからやめていいんです。
でも。
昨日、あと一つ合格するまでは!と言いながら、一度落ちたからやめる、で本当にいいのでしょうか。逃げるの早すぎませんか?
「もう少し自分で考えて決めなさい。母ちゃんはどっちでもいい。父ちゃんには自分の気持ちをちゃんと説明しなさいね。」
そう言って凸凹をポンポンと叩いて部屋を出ようとしました。その時、
やぁ、やぁーぱりぃ、やるぅー。
毛布からホラー映画の貞子がズルズルと出てきました。顔もホラーでした。
それでも可愛い貞子でした。
これは卓球のメーカーのバタフライ(娘のラケット)
※公文もチビチビやってます
メイドインチャイナ感あふれる娘の漢字 - ぐうたらママのナインオール