小学校読み聞かせ 〜オニのサラリーマン 他〜
ほぼ毎月1回、娘の小学校で読み聞かせボランティアをして4年目。
希望の学年やクラスまで調整してくれるので、基本娘のクラスに行っている。
自宅から図書館まで、徒歩4分!事前に何度も選書に通える。ありがたや。
※しかしこの立地の良さがアダに?↓
ショック!アパート立ち退き決定だなんて。 - ぐうたらママのナインオール
どれを読もうかなぁ。この本を選ぶ時間が楽しい。
私は、何となくではあるが、以下の事を気にしながら選んでいる、つもりだ。
①季節感のあるもの
②授業や学校行事に関係あるもの
③絵が見やすい、分かりやすいもの
④暗くならないもの、または笑えるもの
そして、私が好きなもの。
今回は4年生のクラスで、初めての読み聞かせだ(4、5月は休会だった)。
だから1冊目は楽しい本を。ということで、これを選んだ。
いわゆる、ジャケ買いならぬ、ジャケ借りだ。もう、絵がめちゃくちゃ良い(笑)
内容は、オニの父ちゃんがバスで仕事に出かけていく様子、職場(地獄)での様子、職場でのトラブル、少し落ち込んで一杯ひっかけて帰る、というサラリーマンの哀愁を関西弁でおもしろおかしく(時に切なく)描いている。
娘に何度か読んでやると、ほとんど暗記してしまうくらいテンポが良い。
ただし、そこは関西弁。勢いでごまかせるものか、読み始める前に、生徒達に聞いてみる。
「大阪とか、関西地方に住んでいた人はいますか?」
はーい!2人手を挙げた。
あ、やはり、いたのね。変な話し方かも知れないけど、ゆるしてね。と伝えておく。
〜わし、オニでんねん。すんまへん。地獄づとめのサラリーマン。〜
4年生にもなると、笑い声こそしないが、ニヤッと笑っているのが分かる。実際ヘンテコなお話なのだ。
それでいいのだ。
さて、読み聞かせの数日後、娘が本の購入チラシを学校から持って帰った。
なんと、1番にオニガワラ ケン氏(父ちゃんの名前)が掲載されていた。
今度は私がニヤッと笑った。
低学年に、とあるが私は中学年以上におすすめしたい。人間もオニも、仕事は大変なのだ。
読み聞かせには20分の持ち時間があるので、もう一冊はこれにした。
被災者でありながら、元気に働く中学生のボランティアの話。
娘は少し前に浄水場の社会見学で、給水車を見てきたそうだ。熊本地震直後の救援活動に、私たちの市から、あの給水車が実際に出動したんだよ。と付け加えると、へえ〜!と驚いていた。
私が小学生の時には、読み聞かせなんてなかったけど、今ではどこでもやってるようだ。
一度やってみると、意外と楽しくてはまるよね。皆さんの所では、どんな感じ?