ぐうたらママのナインオール

仕事(臨時職員)と娘(小学5年生)と卓球(趣味)と

ライバルとの白熱した試合の結果は!なんと

娘が卓球を習い始めてもうすぐ1年。ヘッポコピンポンから、予想以上に上達しました。

 

コーチは試合に積極的に出るようにと言います。勝っても負けても経験ですから。

 

とはいえ、出る試合出る試合、ほとんどがすぐに負けてしまうので、午後はまるで社会科見学です。

 

魂が抜けたような表情で勝ち残った選手を見つめて、あんた、おばあちゃんみたいな顔やで!

 

しかし、先日の大会では少し違いました。

 

個人戦新4年生以下の部の1回戦で宿敵の相手と対戦することになったのです。

 

※その相手とは!?前回のブログをご覧下さい

ライバル出現!年下にして卓球教室の娘! - ぐうたらママのナインオール

 

相手の子は昨年、髪を両サイドに分けて結んで幼いイメージだったのが、今年はぎゅっと後ろに一つ結び。お姉さんっぽく見えます。

 

ふう。深呼吸して、さあ始まりました。

 

第1セット。こちらのサーブが効いています。ツッツキという下回転のラリーが続きます。あっという間にデュース!13-11でなんとかものにする。ふーっ。

 

第2セット。またまたデュース!10-12で惜しくも落とす。かーっ。

 

力が拮抗している事は確かです。

 

第3セット。コーチからのアドバイスなのか、娘が攻撃に転じました。ミスもありますが、バンバン攻めていきます。11-7で取る。よーし!

 

第4セット。なんと相手は泣き出していました。コーチであるお父さんに何か言われたのか、悔しいのか。涙をふきふき、それでもサーッと高い声を出しています。く〜、敵ながら、かわいい。ウルウルしてしまいます。

 

こういう時、泣いて何もかもダメになるタイプと、このヤローと死にものぐるいでかかってくるタイプといます。

 

この子は後者でした。

 

娘は動揺したのか、いや気迫に負けていたのだと思います。いきなりカウント0-6と差をつけられました。その後粘るも、9-11で落とす。

 

フルセットに突入!予想以上の接戦です。親の方が心臓バクバクです。

 

最終の第5セット。娘は最初に効いたサーブで点をかせぎます。一方相手は出すサーブを迷っているみたいでした。立ち位置を何度も変えています。きっと頭フル回転です。

 

娘も汗びっしょり。何度も手を拭きます。

 

ここで相手の迷いのあるサーブを、バシッと強打!決まりました。実は娘はレシーブからの攻撃が苦手なのです。ミスが怖くて、つい守ってしまう癖があるのです。

 

それが思い切り打ち込めた!

 

卓球には興味がない旦那が、うおーっ!と叫んでいる、その姿にもジーン。

 

結果11-7で取りました!勝ちました!

 

勝者は笑い、敗者は涙する。この子達はこれからもそのどちらかを積み重ねていくのでしょう。

 

負けた子は、この日から娘に勝つ為の練習をするに違いありません。怖い存在です。そして大切な存在。

 

さて、この後、なんと2回戦、3回戦と勝ち進みました。そして、は?と誰もがキョトンとする結末が待っていました。

 

優勝候補である第1シードの選手が棄権し、嘘のような決勝戦!マジでキョトンです。

 

まあ、決勝の相手は、以前九州2位の実力者。あっさりかと思いきや、1セット取る快挙。それまでですが、いい経験でした。

 

ライバルとは畏れ多くて言えないけれど、勝手に目標に設定したようです。

 

しかしまあ、棚ぼたとはいえ、初めての準優勝。これはライバルとの第1試合に勝たなければあり得なかったわけで、素敵なご褒美だったんだよ、と娘に言い聞かせました。

 

よく頑張ったね!おめでとう!

 

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準優勝賞品、ラケットケース。娘は石川佳純選手も持ってるやつ!と大喜び。でもコーチが指導する70才のじいちゃんも持っていると知って、ズッコケていた。

 

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今日は、とりあえず、乾杯。